11月20(日)、鳥取県米子市にて「ネット・ゲーム依存と家族にできる対応」と題し講演を行いました。（「全国ギャンブル依存症家族の会 鳥取」主催。）以下は演者の黒田からのレポートです。
ギャンブル依存症のご家族、ネット・ゲーム依存でお困りのご家族の他、国会議員の先生、県会議員の先生、援助職の方のご参加もありました。ネットやゲームの問題で初めて参加された方や、遠路はるばる足を運ばれた方も複数見られ、この問題に対する関心の高さ、またリソースが不足している現状を改めて感じました。
私の体験をもとに、依存症という病気についてのご説明、ネットやゲーム依存の問題に大人が関わる時に知っておくべきこと、対応策などについてお話しました。罹患者がほぼ成人であるギャンブル依存症の対応と、未成年者が多いネット・ゲーム依存の対応とは似て非なるところがありますので注意が必要です。
質疑応答や分かち合いの時間は複数の質問があり活発な分かち合いの時間となりました。
この問題は一朝一夕で解決できる問題ではありませんが、本日の経験をふまえ、「NPO法人全国ギャンブル依存症家族の会」や病院、他の機関とも引き続き連携していきながら、私たちにできることを模索していきたいと感じました。（黒田）
