【2024年4月4日開催 ギャンブル・ゲーム・行動嗜癖の家族グループ「はなすてっぷ」】

 4月4日(木)、宮城県仙台市にあるアルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症等の依存症治療拠点機関でもある東北会病院を訪問し、ネット・ゲーム依存家族の会のメンバーとして、自身の体験談をお話ししてきました。
 平日の午前中という時間帯ではありましたが、参加者が多く、依存症の問題で悩んでいる家族の方々の深刻な状況をあらためて実感しました。
 自分の息子がゲームやネットに熱中することに対して自分が取ってきた行動、そうした行動がいかに息子を追い詰めてしまったか、そしてネット・ゲーム依存家族の会に繋がることで、自分の取ってきた行動が軒並み間違っていたこと、家族の会で学んだことを実践していくことで、徐々に状況が改善し、再び家族とのコミュニケーションが取れるようになってきたことなどをお話ししてきました。
 参加された皆さん、時折頷かれたり、真剣に話を聞いてくださっていました。また、質疑の時間にも積極的に質問してくれました。
 今回、現地まで足を運びましたが、やはり対面でコミュニケーションを取ることの重要さも実感しました。
 全国にはまだまだ同じ問題で悩まれている方々が大勢いるわけですが、自身の体験談が少しでも問題の解決の糸口になってもらえれば幸いですし、今後も引き続き多方面に足を運んでいきたいと思います。

    一般社団法人ネット・ゲーム依存家族の会      
公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 当事者支援部  長岡  

2024年4月「はなすてっぷ」