【2024年3月定例家族会】「家族会で学んだとおりにやってみて」

2024年3月16日にネットゲーム依存定例家族の会が亀戸文化センターとオンラインにて開催されました。

前半は医療法人杏野会 各務原病院の院長補佐公認心理士の松田純氏の講演をお聞きしました。ネットゲーム依存症という病気の症状や原因の説明や各務原病院で実際行っている治療プログラムなどを具体例などを混えてわかりやすくお話してくださいました。

最後に「ご自分の心を大切に」と先生がおっしゃっていて、自分自身を大切にして生きがいをもって楽しく過ごしていくのが1番の治療なのだなと感じました。

後半は参加者の困り事や経験の分かち合いをしました。親の立場の方の話を聞いて、子供の事を心配しすぎてあれこれ手出ししたくなるのは自分だけではないのだと共感する事が出来ました。そしてそれは「親基準の不安や不満を子供に押し付けると子供は引きこもる」と言うように、自分は子供を理解しようとせず余計に苦しませて心の壁を作っていたのだと気付きました。子供が本当に助けを求めた時だけ助けて、後は家庭内での失敗は見守る事ができるようになれたら良いと思います。

私は中1になる息子のゲームの課金やおこづかいの問題で困って今回参加をさせてもらいました。課金に対する不安でいっぱいでしたが、仲間に胸の内を話し、経験を聞きアドバイスを受ける事で、勇気を出して子供に自分の気持ちを伝える事が出来ました。子供が子供らしく育てるように、私は毅然とブレない親である自分の軸を持ち、子供と接していけるようになりたいです。そして一人の人として子から学び、親も視野を広げてアップデートしていけるよう、これからも家族会に繋がり知識や正しい対応を学んでいきたいと思います。

(群馬県在住 若林)