【2023年8月19日定例家族会に参加して】仲間の力を借りて、自分を変えていく

8月19日(土)に亀戸文化センターとオンラインにて定例家族会が開催されました。
最初に、代表の黒田さんの体験談をお聞きしました。これまでの経験から、共依存がキーポイントで、本人が自分で考える機会を奪っていたんだと気づきました。

次に、「ネット・ゲーム依存症家族の会 講演記録集」より増田貴久氏の章を読み合わせました。ゲームをほかの物(スポーツなど)に当てはめてみて考えると、ゲームだと問題あるように思えたことがスポーツだと問題ないなと思えることもありました。親自身がスポーツは良くて、ゲームは悪いという先入観を持っているのだと気づきました。

私には小学生の息子がおりますが、長時間ゲームをしてゲーム障害になったらどうしよう、学校に行かなくなったらどうしようとゲームの時間を極端に制限したり強制的に終了する設定にしたりしました。すると、息子はゲームの時間が終わると暴れだし物を投げたり物を壊すこともありました。また、私が「宿題したの?」「学校の準備したの?」と息子に対しイチイチ言っていました。宿題や準備してないのは、本人が1番分かっていて、それに対し親が口出しすることで状況は悪化するばかりでした。息子のゲームに対し、極端な制限をやめると、暴れることがほとんどなくなりました。また、宿題や準備は親が言わなくてもできることを知りました。子供の生きる力を信じて見守っていきたいと思います。

家族会には、様々な経験とアイデアがあります。正しい知識を身につけ、広い視野を持つことができます。家族が一人で悩まず、相談できる場所があると安心することができます。家族会で正しい知識を理解しても、普段の生活に戻ると自分のやりやすいやり方に戻ってしまうことがあります。一人では継続することが難しいことも、定期的に参加し話を聞くことで、こうすればいいんだと再確認することができます。ぜひ、何度も足を運んでください。

神奈川県在住 山下